minaのブログ

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Food truck fix you第1話Aグループを見て

3月の舞台から半年以上、楽しみにしていた推しの演技、それとともにこのお話がとっても好きになりました。備忘録として記しておきます。

 

【FoodTruck fixYou 第1話Aグループ10/13】
30分間の中で始めと終わりは圭の一人芝居。舞台中は常に舞台上にいて、出番が多くて本当に大変だったと思います。物語を作り始めるのも、締めるのも1人でやらないといけなくて、凄い大役を任されているんだなと思うとドキドキすると同時にやっぱりファンからすると嬉しかったです。芝居が終わった後の開放されたような顔見てなんだかホッとしました。私の推しのイメージは、スキルメンでなんでもこなすし、器用なんだけど、真ん中に立つことって少なくて、だからこそセンターに立って歌って踊ってる時はすごく好きだし嬉しいし(FMG2番とか)やっぱり推しには良いところをとって欲しい。そんな思いもあったから、諦めが悪い男たちでメイングループにいること、そして今回主演って聞いてすごく嬉しかったし楽しみでした。


やっと中身にいきます。

 


新田圭(吉原雅斗
一人芝居や長台詞も焦って急いで走ることなくこなしていて凄かったんだけど、表情がとっても好きだった。特に弟とのシーンで、弟がベンチで隣に座って、肩にもたれかかってきた時の少し照れ臭そうで嬉しそうな表情、大が兄ちゃんとの思い出を語っていた時の兄としての顔が大好き。さらにベーコンエッグを手に、「今の俺」が作ったベーコンエッグを弟に食べさせてやりたかったって。「大、出てこいよ。兄ちゃんが作ったベーコンエッグだぞ」って。昔と変わらずまた大に全部あげちゃうの、常に弟想いで全然変わってなくてあの日と同じ。そこがまた好きだった。そして美味しいか?という問いかけに対して大が頷いて、良かったってホッとする表情、次の瞬間大が居なくなってハッとする表情がとってもとっても好きだった。

ジュン(水野勝)
「どこからともなく現れ、風と共に去る」
この物語の世界観を作り出す役割であり、不思議な存在。喋り方が自然な不自然さでとてもハマってたように感じた。初めは図々しく圭に入り込んでいくのに、知らないうちに寄り添っていて、素敵な人だった。圭の「俺こんなにベーコンエッグ上手くなってたんだ」と言った後の優しく頷く姿が好きで印象的。「お客様、ど⤴︎うしてイライラしておられるのですか」って言い方が面白かった。

新田大(野々田奏)
とにかく自然で可愛かった。兄ちゃん22⁉︎って言いながらお兄ちゃんの周りを回ってスーツを物珍しそうに広げる姿や、お兄ちゃんの手を取ってベンチに一緒に座る仕草、お兄ちゃんの肩に顔置きながら見上げた姿などが特に可愛くて、ベーコンエッグの思い出語るときは、その話を大切そうに語っていて、お兄ちゃんが大好きなんだなぁっていうことが伝わる。素敵な役でした。

全員MVPにしたいくらい良かったし、ほっこり優しくなれて、なんとなくポッカリ開いた穴がスーッと満たされていく、そんなお話でした。

諦めが悪い男たち 2020年3月24日昼公演

2020年3月24日にボイメンステージ~諦めが悪い男たち~を観劇しました。その時にかいていた感想文を記録として残しておきます(´・ω・`)

 

個人的には合宿が無くなったことで偶然見に行くことができたレッド公演、そして見に行くはずだったけどなくなってしまった28日公演でした。

可愛い吉原くんが好きな私として、桃園大樹くんをどうしても見たかったからレッド公演に行けたことはすごく嬉しかったけど、ボイメンの中で唯一お目に掛けたことのない小林さんのチャンスがなくなってしまったことは残念でした…

 

今回の舞台、本当に毎日幕が上がるかヒヤヒヤしていたし、なんなら当日になってもドキドキしてた。そして観劇して2週間もヒヤヒヤしていましたが、私は見に行くことができたこと、すごく良かったなって思いました。そもそもパシフィコ横浜で発表して池袋サンシャイン劇場で上演するという関東民からすると、これがもし名古屋でやっていたら生で見ることは出来なかったからこれも一つのご縁なのかなって思いました。

 

観劇直後にTwitterに書いていたものをDVDの感想も含めて改訂版として残しておきます。ものすごく長文になる気がする…

 

グローリーズ
主演舞台にかける想いは強くて、なんとしてでもやり遂げるっていう気持ちだけで引っ張る一真と、無茶とは分かっていながら信じて突き進む裕次郎と大樹の関係が素敵でした。座長を支えるゆとりの2人は本当にミュージカルとして心強くて、大事な役をやってくれてただただ嬉しかった!!

赤羽一真

 レッド公演の座長は辻本くん。ブルー公演の小林さんとは対照的なリーダーのように感じた。辻本くん演じる一真は皆に支えられる座長。本当に純粋で、まっすぐで、仲間想いで。不器用すぎるくらい優しい一真。進太郎に詰め寄られてNOが言えないところも、裕次郎と大樹に言えないところも。小林さんの一真は強さもあって、座長として引っ張っていくタイプに感じた。何が何でも幕を開ける、臨機応変に対応するっていう言葉がとても似合う2人だなって思った。他の演者もそうだけど、一真は二人のために生きていて、辻本くんと小林さんにしかあり得ない役だなって思いました。

蒼井裕次郎

 生で見た賢ちゃんの蒼井裕次郎、そしてDVDでも見て、賢ちゃんのお兄ちゃんっぽい姿というか落ち着いた雰囲気ってすごく好きなんだよな~って思いました。そして吉原くんの裕次郎は、一真にぶつかるシーンが大好き。怒りとさみしさと入り混じった感じというか、毎回胸がきゅってなる…そして2人とも、見果てぬ夢のまた夢を歌ってる時の力強さが大好きでした!!!

桃園大樹

 生で見る時に一番楽しみにしていた桃園くん。個人的にフードがついている服が大好きなのでそれも含めて楽しみでした。吉原くん演じる桃園くんは、周りの人の気持ちがわかる末っ子大樹くんってイメージで、賢ちゃんの桃園くんは皆について行って可愛がられる末っ子大樹くんってイメージ。そしてレッド公演の中で特に好きだったシーンが、序盤、一真が進太郎から「グローリーズはもうオワコンだってよ」って言われたときの後ろの桃園くんの表情が好きでした。なんだか目をきょろきょろさせて可愛かったです(´・ω・`)

キラジェネ
一真に憧れていたってずっと過去形にしてたけど、本当の一真はこんなんじゃない、もっと凄いんだって今でも憧れてるのがわかって、タクトと進太郎の2人のシーンではそれが表現されていて、キラジェネのリーダーとしての責任感が溢れてて大好きなシーンの1つだった。ショウヤの耐えきれずに逃げ出したシーンでは、稽古でも逃げ出したくて堪らないこともあったのかななんてふとカテコを見て思って心が締め付けられそうになりました。

舞台班
本当にうらぽん演じる迫田は凄かったです。関西弁ということもあり緊迫したシーンでは彼の台詞で雰囲気が作られてたんだけど、最後の方までずっと1人ピリピリしてないといけないのは精神的にもしんどいと思うけど語彙力が無くなるくらい彼に引き込まれていました。彼の舞台監督としてのプライドもあってあれだけの思いで舞台を作ってると思うと、この舞台が開演してくれて本当によかったなって思いました。またつっちーの迫田さんは長年の経験を積んだ舞台監督っていう感じで、冷静な判断として舞台の中止を提案していて、それがうらぽんとまた対照的でどちらも素晴らしかったです。
そして舞台を走り回る聡太くんも、こんな真剣なスタッフさんって素敵だなって思う。皆が1つの舞台を作り上げる姿がとても良かったです。

赤羽進太郎

もう、進太郎は物語としてすっごく好きになったキャラクターでした。
初めに舞台に出てきて裕次郎似てないねって言われたとき、あとからあ~~~寂しいな~~って思ってました。兄に呆れていたように最初は見えていたけど、本当は憧れているし本当はそうなってみたいって思ってるんじゃないかなって思うと最後のシーンは感動。タクトにグローリーズは本当はどうなのかって聞いて、タクトから一真への想いを聞いた時にも憧れの一真がタクトの中にもいて
自慢の兄って感じるシーンな気がしましたね。代役を迫られたときに「兄ちゃんを信じろ!!」って言われてどうなっても知らないからねってしぶしぶ承諾しちゃうの、きっと昔から変わってないんだろうな~って思った。何度その言葉に乗せられてきたの!!って思っちゃう。無茶なこと沢山頼まれたんだろうけど、なぜか毎回兄ちゃんを信じろって言葉を信じて受け入れちゃうんだな~って末っ子ながらに感じました。ショウヤをはじめとしたキラジェネに歌うシーン、歌いだしは「みっともなくても、かっこわるくても」なのにサビで「みっともなくない、かっこわるくない」って否定するところ、毎回あ~~~弟よっっっってなる。


他にも好きなシーンは沢山あるけど書ききれない…

舞台裏を舞台として描いていて、もしかしたらこんな想いがあるのかなとか、ボイメンを重ねたりしてこっちが勝手に想像してしまう部分や世の中の状況として予期せず重なってしまう部分もあったけど、「諦めが悪い男たち」として、みっともなくて、泥臭くて、ジタバタ足掻く作品が今の時代に開演されて嬉しかったし、観劇することができて心から良かったです。